このページは未完成です(2022.06.20)
電子治療のエネルギー種類は以下のように分類することができます。
それぞれについて説明してみたいと思います。
高周波と低周波(電磁波)
下の図にあるように、波長の長い周波数を「低周波」、波長の短い周波数を「高周波」と呼びます。
「低周波」は人体の表面に近い筋肉や皮膚に作用し、皮膚表面への直接刺激によるマッサージ効果で、こりの解消や血行促進による疲労回復等の効果が期待できます。
逆に「高周波」は人体の深層部や血管に作用するため、皮膚への刺激が少なく、低周波では届きにくい筋肉の深部に作用させることで、神経痛等の急性の痛みや筋肉の緊張を緩和させたい時などに有効です。

かなり余談ですが、
電子治療機器の電磁波と漁船やプレジャーボートに取り付ける魚群探知機の超音波とでは、「高周波」「低周波」の届く範囲が少し異なります。
魚探の「高周波」は水面にある船から比較的狭く浅い範囲なのに対し、「低周波」は広く深い範囲まで探査することができます。
これは周波数が高ければ波長が短くなり水中伝播上の減衰影響を受けやすく、低周数が低ければ波長が長くなるため水中伝播上の減衰影響を受けにくいということが理由です。
一般的には高周波のほうが鮮明に魚影を探知することができるようですが、最近では低周波でも強力な送受信装置を付けることで高周波と変わらない性能を発揮できる高価なものもあるようです。
電子治療器にも同じことが言えるでしょう。
超短波(電磁波)
あまり聞きなれないかもしれませんが、高周波の帯域の中でも波長が30 – 300MHzの周波数帯域の電波のことを超短波と言います。
ざっくりですが下記のように覚えておけばよいと思います。
電磁波 > 電波 > 高周波(短波) > 超短波
高周波(短波)の中でもさらに波長の短い帯域の電磁波で、身体の深部まで細胞運動を活性化させ体を温めることが期待されます。
電位
高電位と低電位の電位差(いわゆる電圧)により体内外で磁場を発生させ、血中イオンのバランスを調整し、自律神経の乱れを調整します。人間が本来持っている自然治癒能力を高める効果が期待できます。
温熱療法
温熱療法には、体内を局所的に高熱にすることで悪性細胞を殺すことで治療する「ハイパーサーミア”hyperthermia”」という狭義の意味の温熱療法と、温熱による血行促進などの体質改善により病気を予防する広義の意味での温熱療法とがあります。当サイトで紹介するのは後者の温熱による予防治療になります。
負電荷
陽・陰のイオンの交換を利用した療法です。体内にマイナスイオンを注入することにより細胞内で物質交換・新陳代謝を活性化させ、身体をリフレッシュさせる効果があります。
弱電流
弱電とは12V以下の直電流のことを指しますが、強電に対して感電しないレベルの電気であるとする諸説もあります。その様な微弱な電流を使用した治療方法のことです。