今さら語るまでもありませんが、予防医学とはその文字通り「病気を予防するための医学」です。
病気や怪我をしてから治療をするのではなく、病気や怪我をしにくい体質を作ることで健康を維持し続けることで身体への負担を減らしましょう!あわよくば医療と介護に使われる国費も減らして国(国民の税金)の負担も改善できるといいですね!ということを目的としているかどうかは定かではありませんがそんな考え方をしている人も少なからずいることと思います。

しかし、毎日決まったサイクルで理想的な栄養補給と睡眠、適度な運動を続けることがなかなか大変であることは皆さんもご存じかと思います。また、不慮の事故など外的要因による怪我は回避することは難しく、防ぎようがありません。そして誰もが経験する加齢による、いわゆる「老化現象」は進行を遅らせる以外に手立てはありません。

と、ネガティブな言い回しになってしまいましたが、何が言いたいかといいますと、日常生活における健康維持に対する様々な不足分の補助、患ってしまった病気や怪我の治療、そして老化の進行を少しでも遅らせるためにできることを予防医学として私たちは模索し、効果的・効率的な手法として広めて行きたいと考えているわけです。

冷えは万病のもと

人間の身体は体温が下がることで様々な異常をきたします。

血管が収縮し ⇒ 血流が悪くなり ⇒ 血圧が上がり ⇒ 血液自体も硬くなり ⇒ 酸素や栄養素が体の隅々まで運ばれなくなり ⇒ 老廃物が循環されず ⇒ 排出されず ⇒ 体内に蓄積され ⇒ 免疫力が低下して、、、、
完全に負の連鎖で良いところは一切ありません。

冷えの主な理由は以下となります。

1.体内で熱が作れない
人間の基礎代謝で一番エネルギー消費を行っているのが筋肉です。そのエネルギー消費を行う際に作られるのがです。筋肉量が少ないことで基礎代謝が効率よく行えずに熱が作れない状態になっています。女性に冷え性が多いのは男性より筋肉量が少ないことが理由の一つと言えるでしょう。

2.熱が全身に行き渡らない
熱を身体中に伝達させるのは血液です。血流が悪く全身に熱が行き渡らない状態になっています。運動不足により脂肪が増えすぎていたり、暴飲暴食で血液が消化器に集中していることも血流を悪くする原因になります。

3.体温調節ができない
恒温動物である我々人間の身体は気温の変化などの外的要因により、暑さや寒さを感じると、自律神経が自動的に体温調節をしてくれますが、過度なストレスや不規則な生活により自律神経が上手く作動せず、体温調節ができなくなったりします。

湯治による温熱療法

代表的な温熱療法と言えばやはり温泉の熱を利用した湯治でしょうか。日々の入浴も温熱療法として血行を促進させ、冷えにとても効果があります。
しかし忙しい人にては毎日温泉や銭湯に通うことは大変ですし、ゆっくりと足を伸ばしてリラックスできるほど大きな湯舟があるお家は少ないのではないでしょうか。

鍼灸治療

東洋医学には古来より民間療法として伝わった鍼灸という代替医療があります。

経穴に鍼(針)を刺すことで脳からの誘発電位により刺激を与え、どちらかといえば急性の疼痛病変に施術すると、経穴付近の皮膚に直接乗せた艾(もぐさ)を燃やすことで温熱刺激を与える、どちらかといえば慢性的な疾患に対して施術するとがあります。
鍼は電位高周波による療法、灸は超短波低周波による療法が近いと言えるかもしれません。

どちらも医療行為として施術するために「はり師」「きゅう師」の国家資格が必要で、セルフケアでの施術はなかなか難しいものがあります。
灸は火を使うリスクだけではなく、軽い火傷を繰り返していますので、どうしても痕が残ってしまうため美意識の高い人からは敬遠されがちです。火を使わず痕も残りにくいお灸も売られていますが、肝心の効果は本物と比較すると格段に劣るようです。

体質改善は立派な予防医学

病気や怪我をしてから治療する治療医学に対し、病気にならないようにすることを予防医学と述べましたが、病気や怪我からのいち早い回復や社会復帰の支援も予防医学の考え方に含まれます。

先にも述べましたが、予防医学として一番手っ取り早い簡単な説明はやはり体質改善だと断言します。冷えにくい体質になることで病気と怪我をしにくい身体を作りましょう!という話に繋げていきたいのです。

では具体的にどうやって体質改善をすればよいのでしょうか?
冒頭で述べましたように、血行が良くなるものを食べたり飲んだり、毎日運動をして、良い睡眠を取りましょうなんてわかりきった話をするわけではなく、それを継続するのが難しいから不足分を補う方法について紹介するのが、私たちNPO日本代替医療サポートセンターかがやきの活動目的なのです。